診療時間

 

  休診日 火曜日・日曜日・祝日  診療時間・休診日カレンダー

外来診療は完全予約制となっています。当院での診療予約のない患者さんは、お電話で症状をご説明して受診希望日をお伝えください。

症状内容から緊急診察が必要となる場合は当日受診対応となります。その場合定期予約患者さんの診察の間にご案内いたいますので時間指定でのご案内になります。

症状をお聞きした結果、緊急性のない神経疾患の患者さんは、ご都合に合わせて後日の予約となる場合があります。神経疾患(頭痛・めまい・しびれ・ものわすれ)の初診診療については、20分程度の診察時間が必要となりますのでお時間のゆとりを持ってご来院ください。

  

 

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受付

初診・再診の受付

 受付 内科診療の初診の受付について

初診の診療予約は必要ありません。しかしながら、お電話で予約いただくと待ち時間が少なくなりますのでご活用ください。

予約をされていない初診患者さんは、症状から、緊急性・重症度を判断し診察開始時間を調整いたします。

待ち時間が長いことが予想される場合は、同日または後日の時間帯を案内する場合がございますのでご了承ください。

診察  神経内科診療の初診の受付について

当院では、ひとりひとりの患者さんを、できるだけ丁寧に診察するこを信条にしています。

神経学的診察には、問診・神経学的診察を含め約30分の時間が必要となる場合があります。

待ち時間が気になる方は、お手数ですが、最初にお電話にて予約をおとりくだるようお願いいたします。

 ただし、「突然症状がでた」「症状が数日で急速に進行している」などの症状がある場合は、早急な対応が必要な重症疾患の可能性がありますので、予約は必要ありません。

初診受付にて、症状の進行状態をお聞きしますのでお申し出ください。

 

紹介状紹介状を持参された神経内科診療の初診受付について

浜松医科大学 神経内科、磐田市立病院 神経内科、聖隷浜松病院 神経内科からのご紹介の患者さんについては、随時受け付けいたしていますがお電話でのご予約を推奨いたします。その他の病院・診療所からのご紹介は、なるべくお電話でのご予約をお願いいたします。待ち時間が少ない時間をご案内いたします。

 

小児診療  内科疾患・神経疾患の再診

再診は、予約制を基本としています。

ご都合がわるい場合は、お電話で予約時間の変更を承ります。

初診患者さんの緊急・重症度により予約時間が多少前後する場合がございますのでご了承ください。

  

MRIイラスト  MRI検査希望について

当院では、次世代オープン型MRIを導入しています。

MRI検査を含めた診察を希望されるかたは、受付にてその旨を伝えていただければ幸いです。ただし、症状から保険適応でない場合はお知らせします。MRI検査の所要時間は約30分程度になります。

風邪・発熱での受診について

 

感染症  

新型コロナウイル感染蔓延に伴い完全予約制となっています。

当院は、免疫低下を伴う定期通院患者が多数来院されるため、発熱患者専門の外来診療・新型コロナウイルス感染症検査は行っていません。

発熱でのご来院時希望の患者さんは、発熱外来対応の医療機関にお問い合わせください。

 

 

もちもの

 

保険証 ご来院には以下の持ち物をご用意ください

1)保険証

2)自己負担軽減のための各種医療証(高齢者医療証・障害者医療証・こども医療証・指定難病受給者証)

3)おくすり手帳

4)他院での検査結果(かならずしも必要はありません)

5)紹介状(かならずしも必要ではありません)

6)問診票(当院ホームページからダウンロードできます 受付での記入もできます)

内科診療

内科疾患

高血圧  内科診療

当院では、風邪、腹痛、胸痛、蕁麻疹、花粉症などの日常的な疾患から、糖尿病・高血圧・高脂血症などの生活習慣病といった一般内科領域の疾患の予防・早期発見・治療を行います。特に生活習慣病は、動脈硬化の進展にともなう脳血管障害(脳梗塞)心血管障害(狭心症・心筋梗塞)などの生命に関わる疾患の原因となることがあります。早期発見・治療を行うことでこれらの疾患を未然に防ぐことができます。

神経内科診療

神経内科とは

脳 イラスト

神経内科とは、脳・脊髄・末梢神経・筋肉において起きる様々な病気の原因を診断し、手術を行うことなく投薬・リハビリなどの内科的治療により症状の改善を目指す診療科です。

 

 

神経内科の診察方法

神経診察

 

 歩行障害・手足の動かしにくさ・物忘れ・頭痛・しびれなどの神経症状は、どの診療科で診てもらえばよいのか、判断がつかないことが多いと思います。神経内科通院中の患者さんは、内科・脳神経外科・整形外科などいろいろな診療所を転々として、「血液検査やCTMRIなどの画像検査をうけて異常がない」と診断され困った経験をおもちの方が数多くみられます。

  診断がつかない理由のひとつには、神経症状の原因が、血液検査やMRICTなどの画像検査では分からない点があげられます。神経内科では、脳や脊髄・末梢神経・筋肉の病気を診察する診察方法が一般内科と異なります。神経専門医によって行われる、神経診察法という特別な診察方法にて病気を診断していきます。

 神経症状と似た症状は、心の病気でも出現することがあります。そのため、神経内科(脳神経内科)では、脳や脊髄・神経・筋肉などが原因なのか、精神的な心の問題が原因なのかの鑑別も行ってきます。

 神経内科と間違えられやすいのが「精神科」・「精神神経科」・「神経科」・「心療内科」などです。これらの科は、おもに心の変化など精神的な問題を扱う科です。精神的な問題が原因として診断した場合は、当院から精神科や心療内科へのご紹介をおこなっています。 
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脳神経機能の病気

認知症

物忘れ  アルツハイマー型認知症 

物忘れがおおい・最近の出来事がおもいだせない・物がなくなったことを家族のせいにする

神経疾患 軽傷   脳血管性認知症 

 高血圧や糖尿病にて治療中。記憶はしっかりしてるけど、判断力が低下し、会社勤務や家事ができなくなってきた。

幻聴  レビー小体型認知症

物忘れとともに幻覚が出現し、その後、歩幅の狭いちょこちょこした歩き方になってきた

食事拒否  前頭側頭型変性症

きれやすくなり家族とのトラブルが多い。他人の物を盗む、信号無視をする。いつも同じ時間になると、同じ行動をしないと気がすまない。言葉の意味がわからず 「・・って何ですか?」が口癖がおおい

 

脳血管障害(脳卒中)

麻痺脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などいわゆる脳卒中

突然に症状が出現 

手足の力がはいらない・しびれる・ろれつが回らない・今まで経験したことのない激しい頭痛があった

めまい

めまいめまい・ふらつき・嘔吐

 

突然発症しためまい 小脳・脳幹の脳梗塞

徐々に悪くなっていくめまい 脳腫瘍

繰り返しして出現するめまい 良性発作性頭位めまい症・メニエール病等

頭痛

神経症状 重症

片頭痛 ぴかぴか光が見えた後に吐き気を伴う激しい頭痛が出現する 家族に頭痛もちがいる

緊張型頭痛 長時間のパソコン作業後に後頭部や目の奥が痛くなり、ひどい肩こりも伴う

くも膜下出血 いままで経験したことない激しい頭痛・嘔吐

脳腫瘍 数ヶ月まえより、ときどき頭痛があり、徐々に悪化している

 

不随意運動

ふるえ

顔面けいれん  まぶたや顔面がぴくぴくけいれんする

眼瞼けいれん  まぶたが勝手に力がはいって目があきずらい

ミオクローヌス・舞踏運動・アテトーゼ 手足がかってにくねくね動いたり、素早くぴくつく

ジストニア 首や背中に勝手に力がはいってつっぱる

 

 

パーキンソン病関連疾患

パーキンソンパーキンソン病関連疾患

パーキンソン病・進行性核上性麻痺・大脳皮質基底変性症・大脳皮質基底核症候群・薬剤性パーキンソン症候群

手足が貧乏揺すりのようにふるえる

手をもちいるこまいかい動作(ボタンはめ・ひも結び)が下手になった

ちょこちょこした歩幅のせまい歩きになる

 

神経難病

車いす

難病法により規定される指定難病 

筋萎縮性側索硬化症(ALS)

脊髄小脳変性症 

多系統萎縮症 

重症筋無力症 

多発性硬化症 視神経脊髄炎 

筋ジストロフィー など

 

ボツリヌス療法

 

 

 麻痺

ボツリヌス療法とは、ボツリヌス菌が作り出すA型ボツリヌス毒素をもちいた治療法です。

A型ボツリヌス毒素製剤を筋肉に注射することで、筋肉を動かす神経に働きに筋肉を弛緩させます。したがって、ボツリヌス治療が適当となるのは、筋肉が持続的に収縮する病気に効果を発揮します。

 

当院での適応となる疾患

脳卒中後遺症の痙縮「手足の筋肉つっぱり」

顔面けいれん

眼瞼けいれん

頚部ジストニア(痙性斜頸)

 

痙縮の効果

手足の筋肉がやわらかくなり、動かしやすくなることで、日常生活動作が行いやすくなります

関節が固まって動きにくくなり、変形するのを防ぎます

筋肉のつっぱりによる痛みがやわらぎます。

リハビリテーションが行いやすくなります。

介護の負担が軽くなります。

 

顔面けいれん・眼瞼けいれん

顔やまぶたのぴくつきが減少します。

 

頚部ジストニア(痙性斜頸)

筋肉のつっぱりによる痛みがやわらぎ、頚部の動きが改善します。

 

 

注意事項

ボツリヌス毒素は 筋肉の収縮を改善し、固くなった筋肉を柔らかくする作用がある薬です。注射を打っただけで動かなかった手足が動くようになるわけではありません。麻痺だけがあり、筋肉が固くなっていない人(痙縮がない方)は治療の対象となりません。

効果の持続は、3か月から6か月程度です。効果の持続維持のためには、リハビリテーションを日ごろからしっかり行っていただくことが重要です
脳卒中発症後、長いことリハビリテーションがされず、動かされていなかった麻痺の手足は、筋肉そのものが短縮し関節が固まっています。これらの方にはボツリヌス療法を行って筋肉を柔らかくしても効果が得られないことがあります。

ボツリヌス療法は、上下肢痙縮(手足の筋肉が固くなっている状態)に保険適応がありますが、注射薬そのものが非常に高価なため、障害者手帳取得(1-2級)をお持ちでない方は、医療費が高額になる場合があります。

連携先病院

 

紹介先病院

患者さんの現在受診(または過去に受診)している総合病院、受診希望のある総合病院への紹介を基本としています。

 

神経疾患を対象とした当院連携先病院

○外来精密検査・入院治療を目的

浜松医科大学 神経内科 脳神経外科 整形外科

磐田市立病院 神経内科

聖隷浜松病院 神経内科

遠州総合病院 神経内科

浜松医療センター 神経内科

 

○介護療養・レスパイト入院(在宅介護困難のための短期間の入院)を目的

国立療養所 天竜病院 神経内科

北斗わかば病院 神経内科